【No.8】大きな夫婦という鉢の中に二本の大樹が植わっています

昨日、相続関係のお仕事をされていらっしゃる方と
zoomで話をする機会をいただきました。

仕事柄ご夫婦の問題についてもよく相談されるそうで、、
　　
その中で
男女の認識の違いで盛り上がっった。　　

「ご夫婦の関係はいかがですか？」に対する
同じご夫婦でも

妻「うちうまくいってないんです」
夫「うちは何も問題ないですよ」

ズレてる。

そしてこれを僕は今までずっと
家庭を壊すような男はダメだという思い込みを守る為に
男性は真実から目を背けているからだ

と思い込んでいました。
　　
　　
ところが

この話を今日の午前中に彼女にしたところ
なかなか面白い感想が返ってきました。

「そもそも求めているものが違うんじゃない？」

「えっ？夫婦関係に？」

「そう」

ちょっとした衝撃でしたね。

確かに一理あって
例えば

夫婦の関係に求めるもの

女性は一体感や繋がりなど
2人で１つ、we だ。
夫婦（もしくは子供も）全体で
ひとつの輪の中にいて
その輪を一緒に大きくしていく　という感覚な気がする。

男性は何だ、、、
安心感は確かにあるが、
それよりも
相手にとっての自分の必要性
相手と一緒にいる「自分」がどうか
だからありがとうよりもっと欲しい言葉がある。

この違いをお互いが理解しておくだけで
相手への期待や承認を求める
依存夫婦が減るだろうなあ。
　　
　
お互いが自立し、いい意味での離別感を持って
尊敬と信頼の輪の中で

ゆったりゆたかな関係を築いていける
そんな夫婦の在り方が素敵だと思っています

自分の人生をどう生きるか
がまずあって

最高の自分の人生を送るために
パートナーの存在がとても大きくて

自立していれば
相手に左右されない

逆の言い方をすれば
夫婦関係のいろいろは表面上起きている
枝葉のようなもの

その見えない根がとても大切です

自立できているか
しっかり自分の根を張れているか

想像してみてください

大きな夫婦という鉢の中に
二本の大樹が植わっています

二人で決めて入った鉢なのに

共倒れして二本とも枯れそうになってしまったり

一本だけが成長し、もう一本は枯れてしまいそうになっていたり

一切水をやらなくなったり

気が向いた時だけ肥料や水を上げたり

肥料や水をあげすぎて根が腐ってしまったり

美しい花や果実を実らせることばかりに注力して

根を張ることをおろそかにしたり

それぞれが違う方向をむいていたり

こんなはずじゃなかった

とてもデリケート

丁寧に水をあげて
毎日感謝を伝え
時々肥料をあげて

その結果

一本でいる時よりも
二本でいるほうがずっと
すくすくと伸びやかに成長していく

美しい花を咲かせ果実を実らせ

それでも誰かに自慢するようなこともなく
ただ笑っている

そのような夫婦を増やすことが
幸せと感じています

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