【No.27】バツイチの会

20代の頃かわいがってもらっていた上司に
40代になってからお会いする機会があった。

  
昔話に花が咲き、今の近況について色々話していた中で  


「でも離婚しちゃったんですよね」  


と僕が言った瞬間
その元上司の顔色が変わった
   

それまでの温和な表情から一転
急に厳しい顔になり  


話早々に帰ってしまった
一回も後ろを振り返らなかった
  
  
パートナーシップについての活動をしている中で
男性の腰が重いのは分かっていたが


うち、うまくいっていないんですよ
と男性が言いづらい理由がにここにあった


家庭をうまくいかせるのも男の甲斐性
うまくいかせられない男は
親に親戚に上司に世間に責められる

家庭がうまくいかなかったり別れたりすると
たとえどんな事情で別れたとしても、


世間の声は男性に厳しい
声には出さなくても


夫であるお前に甲斐性がなかったんだね
奥さんが愛想尽かしたんだろう
男はいいよね、離婚しても次があるから


そんな背景や
女性からは未熟な考えを責められたりすると
男は本当の恥ずかしい吐露は
女性の前ではさらけ出せない男の性なのだろう

ただ、自身の離婚について語る場です
そんな場があってもいいんじゃないだろうか


僕は離婚カウンセラーという資格を取る過程で
自分の家庭がうまくいかなかった原因を知ることができたが
 

離婚した男性の多くは
「自分が離婚した原因」を見つめなおす機会がない


このような機会はおそらく人為的に作らないとだめで
限られた男性だけの空間で
安心して自身の苦しかった経験を話し、見つめることができれば
新しい自分に進める人が増えるのではないか


何より大切な人や家庭を失った心を癒すための
受け皿としての場を作りたい


僕自身、別れて7年経ちますが
誰かとじっくり話しあったことはない


それくらい男性は臆病なのであるし
離婚について人前で語るのはタブーなのである


そしてこの声を何らかの形で女性にフィードバックすることで
女性が知りたい男性の本音を知ることができるという
メリットもある


自分を大切にすることと相手を大切にすることは同じ

パートナ同士がお互い自立した関係でいることが
幸せになる第一歩、
日々努力していきます

そのパートナーと始めたFBグループ
《パートナーシップ研究室》

すでに130名以上の方がご参加!ありがとうございます

🙂

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