17年間で一度だけ夢に出てきた父

昭和31年、僕の父親は中学卒業と同時に

父の母の兄弟(伯父)が栃木の足利で

営んでいた事業(薬事関係)で丁稚奉公で働くために

それまで住んでいた横浜から越してきたそうです

5人兄弟の次男坊である父が

なぜ選ばれたのか

当時どのような生活で

どのような気持ちで過ごしていたのか

もうその話を聞くことはできないのですが


伯父は事業半ばで亡くなり、その養子が継承、

義理の従兄弟であるその雇い主は

ちょうど10歳年上だったそうです

父は母と結婚し、夫婦で店の2階に

住み込みで働いていた

仕事が終わると

毎晩雇用主から仕事のやり方について

夫婦で2階から呼ばれて説教されていた

義理の従兄弟という微妙な関係

とにかく目の前の売上至上主義で

理不尽なこともたくさん言われて

嫌いだったようだ

自分の意見をいうわけでもなく

かといって努力して薬剤師の資格をとるわけでもなく

辞めて別の仕事をすることでもなく

ただただ  

早くその場が終わらないかと思っていた

そして父はギャンブルに走った

自分の思ったことに蓋をして

何を考えているかわからない父でしたが

怒ったところを見たことがない

飄々としてつかみどころがない父でした

そして他人に自分を押し付けることがなく

いつもリラックスしているように見えました

僕が自然体で周りをほっとさせられているのは

気さくな父の影響でした

神様がいてもう一度話ができるのなら

どんなことが話せるんだろう

17年で一度だけ夢に出てきた父

満面の笑みをうかべていた

起きたら泣いていた

感謝と解放された気がした

======================

「人間の現在ある姿は、その人がかつて

 自分について考えていたことを具現化したものである」

幼少期から

親から働きかけがないことに

寂しさと愛情不足と諦めの感情を抱いていたが

何も言わないのではなくて

何も言えなかったのだと

毎日のように叱責され

自分がどうしていいかわからなくなり

劣等感に苛まれ

自分のことだけでいっぱい

心が外に、子どもに向いてない状態だったんだろう

今感じていることも、過去に原因がある 

過去と今は繋がっている

今のあなたがいるのはあの経験があったから

自分にとって

「歯がゆい」

「生きづらい」

「居心地が悪い」

があの頃あったから

自分がこれからどうしたいのか

わかるようになった

教えてくれた

だから今

こんな生きづらさを自覚している人がいたら

チャンスです

逆のことをすればいいのだから

学びになる  

思ったようにうまくいかない時

悩みにしないで

解決を楽しめるようにできれば

きっとうまくいく

  
その人の真の魅力は

リラックス 

自分を満たすこと  

過去の自分全部自分であることを

肯定できる

セッションをしています

マインドグラフ「心の年表」

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です