【No.24】言葉の奥にある心を感じとること
目の前で起こっている出来事に
感情的に振り回されてしまう時があって
もやもやの渦の中にもみくちゃにされて
結局どうしたらいいのかわからなくなってしまう
そうならないためにはどうしたらいいか、
寛司さんに教えてもらったことを思い出しました
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【言葉の奥にある心を感じとること】
忘れられないエピソードがある。
「あなたには言いたくありません」
一昨年の夏頃のことだったと思うのですが、
大久保寛司さんの講座の中で部下に本音で語らせるには、
どうしたらいいか?について考えるワークがありました。
以下、寛司さんの話。
高校生のアルバイトが
「こういうことやってみたいんですけど、どうでしょうか」と
店長である自分に言ってきた
経験上、100%失敗するであろう がわかる
さあ、どうする?
自分は今まで、どうしてきたか?
自分は今まで、どうされてきたか?
その場の全員が考え出す。
ここで、寛司さんは経営者として必要な感覚の話をしてくれました。
それは、 高校生のアルバイトが、
こういうことを提案してくること自体
ものすごく勇気がいることということ
経験豊富な大人に
否定されるかもしれないの
葛藤を乗り越えた上で言ってきている
と言うことが
瞬時に考えられればよし、
やってみようよウエルカム です
確実にそのアルバイトは成長する
失敗しても会社が倒れるわけじゃない
この感覚が大事
この感覚を持てるかどうかが
経営者に重要なことである
そしてここからが超重要で
もし頭ごなしに否定してしまったら
本人はもちろん
周りで聞いている人は何も言わないでおこう
と決めます
「何かある?」
「ありません」
→本当は
「あなたには言いたくありません」
でもほとんどの人は
表面上の「ないのか」と思ってしまう
本質がわかっていない
何でも言っていいって言っておきながら
言ったら否定される
そうなると正解しか言えなくなる
どれが正解か分からないから何も言えなくなる
本質です。
寛司さんの話や著書を読むときは背筋が伸びる。
寛司さんはやっぱりすごい。