【No.25】情報を与えないことは存在を否定されたと思われるということ

「夫婦関係は最小の社会である」


組織として成功するにはこの3つが必須要素であると
前にも書きました。


1)情報の共有
2)目的意識
3)貢献意欲


28歳の頃の上司のEさんのことをふと思い出しました。
Eさんは仕事はできる方で親切ですが、
傲慢で一切妥協を許さないところがあって
キレると暴君のようになりました。
  

売り言葉に買い言葉でよくケンカしていたのが
良い思い出です。
  

そのEさんがよくキレていた時に
相手に電話越しで言っていたのが

  
「俺聞いてないけど」
   
  
でした。
 

そして
Eさんがキレているのを見ながら
僕は悟ったのです。


自分が聞いてないことで物事が動くと
こんなにも感情を揺さぶるのか
 

その奥にある心理は
今でこそ分かりますが  
  

教えてもらってない
⇒自分の存在を無視される
⇒不安
⇒怒りに変わる
  
  
ここからは半分妄想ですが、
子供の頃、親にかまってもらいたい欲求が
満たされなかったため
  

大人になってからも
存在が否定されるような行動をとられたときに
その淋しかった感情が
反射的にフラッシュバックして
  
  
上司という立場を借りて
怒りとなって現われるのかもしれません。



そしてこの情報を共有されないと不安になる
特性を逆手にとって
  

故意に情報を与えなかったり
情報の共有を遅らせたり

することが
  

自分を心理的に優位にするということを
無意識に分かっている


無視する
情報を遮断する
  

そもそも夫婦の間で
優位に立つ必要などない
自分が優位に立つということは
主導権を握りたい
自分の正しいを通したいが見え隠れする


同じことがいずれ自分に返ってくることを
知っておいた方がいい
自分の存在を無視されたと思った人からは
大きな抵抗が生まれることを知っておいた方がいい



言わなくても分かるだろう
忙しいはずだから声かけなくてもいいんじゃないか
事後報告でいいや

ではなく 
  

これくらいの小さなことでも
前もって言葉で伝えることを意識する
ただ気にする大小は人によります


よりよいパートナーシップを維持するためには
さらにもう一つ
 
感情を共有する事


があるといいなあ

お互い様の心を持って


みなさまのパートナーシップが
より良いものになりますように
 
  
  

  

  



  

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です